【本当は】副業ネットワークビジネスで良かったことと稼げなかった実態と原因を公開してみるよー【稼げる?】

こんにちは。マルキチです。

今では普通のサラリーマンSEをやってる私ですが、血気盛んな20代の頃にネットワークビジネスをやってたので、色々公開していきたいと思います!

ネットワークビジネス

名前だけはカッコいい響きがしますが、わかりやすく言うとマルチ商法ですね。

マルチ商法と聞くと怪しさ満点の詐欺っぽく感じる人が多いと思いますが、言い方やマスコミからの伝わり方からの印象が悪いだけでビジネス形態としては優れたビジネスであることは実際にやってみて感じてました。

軽い気持ちから始めたはずが次第にのめり込み、副業のつもりが本業になり、2年ぐらいやっていたのですが大きく稼げることなく辞めてしまいました。

良かったことも悪かったことも話していくので面白オカシク読んでみてください。

一言伝えておきたいのは、このビジネスモデルに参加することを勧めているわけではないですよ。



■そもそもネットワークビジネスってマルチ商法なの?

はっきり言ってしまうと、ネットワークビジネスというと聞こえはいいですが、言い換えるとマルチ商法です。

ここで必ず誤解というか勘違いが発生するのですが、マルチ商法という呼び名はこのビジネス形態の英語を日本語に訳しただけのものなんですね。

英語ではMulti-level marketing(マルチレベルマーケティング)と呼ばれる連鎖販売取引のことです。

ですので、マルチ商法の本当の意味を知っている人は平気でマルチって言います。

ビジネスモデルとしてはすごく単純で、企業が販売員を雇わずに、実際に使っているユーザが販売を肩代わりすることで企業から報酬が受け取れるという仕組みです。

要は口コミや実演することでファンを作って、売ってくれたら報酬をあげますよっていうだけのことです。

企業としては売れるかわからない状態で莫大な広告料をかけることなく、売上の一部を売ってくれた人にキャッシュバックするので、無駄なく商品の良さを広げることができますし、販売したユーザは商品を使いながらキャッシュバックも受け取れるという一切の無駄がないビジネスモデルと言えます。

ユーザー兼販売員は一緒に販売してくれる人をリクルートすることができ、商品の使用方法や特徴、販売方法などを教えていく指導役をすることで、リクルートした人が売上げた一部も企業から報酬として受け取れることになります。

これも指導料とか管理料と捉えると普通のことですよね。

よくこう言う人がいます。

「親が子を誘い、子が孫をさそってどんどん増やしていく。一番儲かるのは親なんでしょ?」

たしかにそうですが、普通の会社でもそうですよね?

社長が一番報酬が多く、次いで副社長、専務、部長、課長・・・と少なくなっていくのが一般的だと思います。

「ピラミッドなんでしょ?」

これも上記のとおり普通の会社も同じですね。

上に行けば行くほど人数が少なくなっていきます。

このビジネスモデルを悪用して「ねずみ講」と呼ばれる犯罪が流行ってしまった時に「マルチ商法」として取り上げられた過去から、拒否反応を起こす人がほとんどだと思います。

ちなみにねずみ講はお金を払ってくれる人を紹介することで報酬が発生し(まず自分が払います)、子、孫が増えるほどに報酬が発生するとしており、無限に儲かるとした立派な詐欺行為です。

ピラミッドの最下層の人は子も孫も作れないので必ず損をする人がいるというものですね。

お金のみが絡むという恐ろしいものです。

絶対に手を出してはいけませんよ!(もうないかw)

それに対してネットワークビジネスは、必ず商品・サービスがあり、売買契約を結びます。

法律的にも特定商取引法第33条で定義されている販売形態となっています。

商品やサービスがあるので、損をする人が発生しないということが大前提です。

最下層は販売員になれないだけで、商品、サービスを利用するユーザーということですね。

ネットワークビジネスを簡単にまとめるとこんな感じです。

・口コミで商品を広めて販売してくれた人には広告料として報酬をあげますね

・販売してくれる人を教育してくれたらお世話代を売上の一部からあげますね

しつこいようですが、ビジネスモデルの正当性を簡単に説明しただけで、勧めてるわけじゃないですw

■実際稼げるの?

これについては、稼いでる人は実際にいました。

1か月で何百万とか。スゴイですよね。

すでに稼いでいる人がいる時に始めて、追いつくぐらいに稼いでいる人もいましたね。

ちなみに私は最後の半年ぐらいは普通のサラリーマンと同じぐらいに報酬をもらえる月もあるぐらいなので稼いでいる部類には入ってませんw

私ぐらいのはたくさんいました。

トップレベルの人たちを成功者と言っていましたが、成功している人はものすごいオーラを発していましたね。

車や時計が高いとか、ライフスタイルが自由とか、そうゆうのではなく人間としての魅力が高い人たちでした。

稼げるか稼げないかというなら、稼ぐことは可能です。

夢を持って取り組み続けられるかが重要ですね。

■始めたキッカケは友人の誘い

当時は新卒で入社した営業職をやっていたのですが、ある日大学の友人から声がかかり誘われました。

「サイドビジネスやろうぜっ!」と言われ、その響きにカッコよさを感じていましたね。

若いですねw

友人の上司みたいな人から商品やビジネスモデルの説明を受けて、面白そうだったので即決で参加することに決めました。

若いので勢いだけはあったんですねw

右も左もわからない業界に参加した私ですが、先ほど話した成功者を見たり話を聞いたりしているうちに成功することに憧れ、どんどんのめり込んでいくことになります。

ちなみに私が参加して3か月後に友人は辞めましたw

■副業と本業の選択

参加したばかりの頃は副業でやっていくつもりだったのですが、少しずつ自分の仲間も増えてきて営業の仕事と両立が時間的に難しくなってきてしまい、その頃には成功者を目指すんだというマインドになっていたので会社を辞めてしまいました。

ちなみに仲間は増えてきたのですが売上がほとんど発生していなかったので今考えるとあまりにも無計画で無謀な選択でしたね。

当時は「成功するから大丈夫」みたいなことを自信満々に言ってた気がします。

全く稼げなかったけど楽しかった思い出の一つですw

あとで話しますが、これが運命の分かれ道でした。。

■良かったこと

【夢を見ることは恥ずかしいことではないと知る】

まずはこれです。

夢に向かって頑張ってる人を小ばかにしながら普通のサラリーマンをやるってよくある話じゃないですか。

どうせムリだよとか、つまらないことばかり言う大人になってしまうんですよね。

私はどちらかとそっち側でした。

この世界では逆に、やりたいこと、自分の夢を言えない方が恥ずかしい感じでした。

今でも夢を持って目標に進んで頑張ってる人を見るとカッコいいと思うし、自分も夢を持って頑張っていこうって思えているのはこの経験があるからだと思います。

【ポジティブ思考になった】

なんとかなるさ!絶対大丈夫!的な考え方ですね。

成功者はみんなこのマインドを持っています。

この考え方は今の生活の中でも活きています。

人生の中では必ず問題が発生するので、その時の捉え方で自分が成長できるのか停滞するのか、逃げるのかが決まってくるんですよね。

当時はこの考え方を間違った方向に使い、現実逃避の道具として使っていましたw

詳細は次の「悪かったこと」で書きます。。

【コミュニケーション能力が高くなった】

商品やビジネスモデルを口コミで広めるので、大勢の人と会話することになるんですね。

日々色んな人と出会い、会話することでコミュニケーション能力が高くなるのは当然ですね。

実のある会話をするには勉強をしなくてはいけないこととか、相手の話の聞き方(傾聴力)、クロージングなど現在の仕事、会社での立場でも役に立ってます。

主に対人スキル、プレゼンテーションスキルが磨かれましたよ。

【お金に対する考え方が変わった】

それまではお金に対する感情って、前面に出すのは汚いことだと思ってました。

お金ほしいとかって卑しいと考える人も多いですよね。

本当はお金欲しいくせに、私もそうだったのですが。

有名な著書ですが、この時期に読んだ金持ち父さん 貧乏父さんでお金に対する考え方はガラリと変わりました。

そもそもこのビジネスをやらなければ読まない本だったと思うので、この本に出合えただけでも価値があったと言えるぐらいです。

読んだことがない人には是非オススメします。

金持ち父さん貧乏父さん

■悪かったこと

タイトルにもある「稼げなかった理由」がここにあります。

今ではちょっとした笑い話なのですが、「良かったこと」で書いたポジティブ思考により間違った方向にいってしまったことですね。

当時パチンコ、スロットが大好きだった私は、副業から本業に(会社を辞めた)なった瞬間からヒマな日中はパチンコばっかり打つようになりました。

さきほど言ったとおり、会社を辞めたからと言って稼げているわけではないので、収入はないんですよね。

じゃあ軍資金はどうしたのかというと・・・

消費者金融からの借金ですw

翌月返すあてもないのに、「成功するから大丈夫!」とか言って借金でパチンコを打つ日々が続きました。

ホントバカですねw

返せないので滞納になってしまうのですが、朝から携帯電話が鳴りっぱなしでした。

朝からパチンコ屋にいるので午前中には携帯電話の充電がなくなるほど催促の電話が止まらなかったです。

普通なら精神的にも追いつめられる環境であるにも関わらず、当時得意のポジティブ思考で乗り切る(現実逃避)暴挙でしたね。

全力で稼ぐための行動をしないで稼げるわけがありません。

結局家賃も払えず、アパートを追い出され実家に強制送還されるわけですが。

過去に戻れるなら、会社辞めてもいいからバイトぐらいしろと説教してやりたいですよ。。

最終的には300万ほどになった借金はどうにもならず、個人再生という措置をすることになりホントごめんなさい。

今でもカードは作れません。。

そんな状況を見かねた当時付き合っていた彼女にフラれ、そのショックから立ち直れず、借金を抱えたままネットワークビジネスの世界から身をひいた25歳でした。

あとはストライプのスーツ着てヴィトンのバッグ持って歩いてたら反社会勢力のオジサマに声かけられて追い回されたりとかメッチャ怖かったですw

■サラリーマンに戻って感じること

その後は色んな職を経て今では普通の中小企業でSEをやってる私ですが、この体験をしないまま過ごしていたら面白くないサラリーマンをやっていたんだろうなーとよく考えます。

毎日追われるハンパないストレスやオジサマの怖さに比べたらサラリーマンの仕事で感じるストレスはカワイイものですし、当時学んだコミュニケーションスキルは不変のものなのであらゆる仕事に活かせます。

なによりポジティブ思考は間違った方向に行かなければ、楽しく生きていくうえで一番重要な要素なので、ポジティブ思考が染みついたことだけでもいい経験でした。

月並みな言葉ですが、人生で無駄な経験なんて一つもないと身を持って感じてます。

どの世界でも稼ぐためにはポジティブ思考をもってPDCAを回して、やるべきことにフォーカスをしっかり当てて継続していくしか方法はないです。

何事も近道はないですよ。

当時繰り返し読んでお金に対する考え方を変えてくれた著書を紹介します。

給料ではなくお金を稼ぐとはどうゆうことなのかをわかりやすく勉強できます。

真剣にお金を稼ぎたい人は読んでみて損はしないですよ。

ちなみに「ユダヤ人大富豪の教え」のなかには自由を得るための手段としてネットワークビジネスが取り上げられています。

図解 ユダヤ人大富豪の教え (だいわ文庫)


金持ち父さん貧乏父さん




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする